ハーフジップ コーデは90’sリバイバルの今が旬!パーカーやニットを使ったメンズスナップを公開

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ハーフジップ コーデは90'sリバイバルの今が旬!パーカーやニットを使ったメンズスナップを公開

昨今の90年代リバイバルによって注目度が高まっているハーフジップのアイテム。ジップを開けることによりレイヤードを強調したり、レトロでスポーティーな雰囲気を演出できるアイテムだ。今回はそんな「ハーフジップ」のプルオーバーにフォーカスし、アイテムの選び方や気になるジップの開閉問題、注目の着こなし方を紹介!

ハーフジップとはどんなディテール?

ハーフジップとはその名の通り、ジッパーが襟元から胸あたりまでの上半分しかないプルオーバーのこと。ジッパーの長さは半分に満たないものもあり、欧米ではその場合クォータージップと呼ぶことも。このディテールは1930年代にフリースのウポーツウェアに採用され、1970年代にはこのジップネックのアイディアが初めてセーターに採用された。そして、このスタイルをファッションアイテムとしていち早く取り入れたのがラルフローレンであり、ハーフジップがアイビーやプレッピー、カントリースタイルの定番アイテムとして広く認知されることとなる。本来はスポーツウェアのためのデザインで温度調整を容易にするために考案されたものであり、アスレチックウェアやスポーツMIXスタイル、スケーターファッションがストリートを席巻した90年代に一世を風靡。現在では、ハイネックやポロシャツのように襟のあるもの、フードがついたパーカーやアノラックタイプなどスタイルのバリエーションは数多く、用途によってその選択肢も幅広い。

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ハーフジップのトップスは90年代ファッションに欠かせないアイテム!?

90年代にハーフジップがもてはやされたのは、あくまでストリートにおけるヒップホップスタイルの文脈のひとつであり、アイテム的にはプルオーバーのジャージやナイロンのトラックジャケットやアノラック、スウェットシャツがメイン。一方、ニットのハーフジップは当時すでにプレッピーのアイテムの定番としてステータスを確立しており、90年代に流行ったファッションアイテムとは言い難い。特に90年代はストリートカルチャー隆盛の時代であり、ヒップホップスタイルやグランジファッションは総じてTシャツやパーカー、スウェットをダボっとルーズに着るのが主流となる。もちろんハーフジップも例外ではなく、ビッグシルエット、オーバーサイズのアイテムをバケットハットやトラックパンツ、ワイドレッグパンツを合わせ、ボトムスは基本腰穿きスタイル。スポーティーなハーフジップは90’sっぽいが、キレイめな着こなし向きニットのハーフジップは古臭いイメージになりかねないのでアイテム選びにはご注意を。

古臭くならないために押さえておきたい旬なハーフジップの選び方

レトロな雰囲気を醸しつつも古臭く見えないスポーティーなハーフジップは、90年代っぽくゆったりとしたシルエットが基本。極端なオーバーサイズではやり過ぎ感が際立ち子供っぽく無粋でしかないが、いい感じにチカラの抜けたルーズな雰囲気でカラーブロックデザインやアノラック的なスタイルのモノが今の気分にマッチするはず。とりわけパワーショルダーやボディコンシャスに象徴される誇張したシルエットや派手な装飾、高級志向に傾倒した1980年代の反動である1990年代ファッションはストリートやグランジ、スポーツがメインストリームに躍り出た時代であり、リラックス感のあるルーズなシルエットと着こなしが重要なのをお忘れなく。

ハーフジップの開閉はどうするべき?

シャツやTシャツなどインナーとなるアイテムとのレイヤードを楽しんだり、装いにメリハリをつけ新鮮な印象を付与する際はジッパーをオープンするのがおすすめ。すっきりとしたネックラインを強調しながら顔周りを引き締まったルックスでキレイめにこなすならハーフジップをクローズすると良い。もちろんアウターを羽織ってハーフジップをインナー使いするか、単体で主役として着こなすかにより見え方は異なるため、合わせるスタイリングに応じてアレンジするのが望ましい。

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