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スーツに合わせる靴はどう選ぶ？王道からハズしまで一挙に紹介

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スーツに合わせる靴⑥「コインローファー」

元来、英国王室の室内靴として誕生したローファー。そのローファーをG.H.BASS社が一般向けに販売し、アイビーリーガーたちがそのローファーのサドルの穴にコインをお守り代わりに入れたことから、コインローファーと呼ばれるようになった。そのため、アイビースタイルととても相性が良い靴として知られる。スーツとの相性ももちろん良いが、コインローファーは革靴の中でもっともカジュアルと言われているため、基本的にはオフシーンでのみ通用する。スーツを着流したい場合や、お堅い印象を払拭したい場合にコインローファーは活躍するだろう。

ブラウン無地のサングラス、水色無地のシャツ、ネイビーソックスのソックス、黒コインローファーの革靴、グレー無地のスーツ、ネイビー・レッドドットのネクタイを合わせた春夏秋のメンズコーデ・着こなし。

スーツに合わせる靴⑦「タッセルローファー」

ローファーの一種であるタッセルローファーは、アッパーの甲部分にタッセル(＝房飾り)がついたローファーのこと。オールデンがオーダーを受け、最初にタッセルローファーを製作した。その後1957年にアメトラの代表格であるブルックスブラザーズがタッセルローファーを作ったことで、アメリカ東海岸の学生の間で大流行。当時の学生で、タッセルローファーを愛用していたビジネスマンや弁護士が、紐靴のようにフォーマルかつローファーのように軽快な革靴としてタッセルローファーを好んで履いたことから「弁護士の靴」と呼ばれることも。上品な雰囲気で、スーツに合わせやすいデザインのものが多い。

ピンクストライプのシャツ、ブラウンタッセルローファーの革靴、ベージュ無地のスーツ、グリーン小紋のネクタイを合わせた春夏のメンズコーデ・着こなし。

スーツに合わせる靴⑧「ビットローファー」

ビットローファーとは、甲の飾りベルト部分にホースビット(馬具を模した金属飾り)をあしらったシューズのこと。世界的メゾンブランドとして名高いグッチに端を発するシューズで、他のローファーと同じくカジュアル靴の部類に入るものの、エレガントな顔立ちゆえにパーティーシーンなどで履かれることが多い。ビジネスやフォーマルな場においては華美すぎるので適していないが、オフの日のスーツスタイルをサマに見せるなら一役買うはずだ。

黒無地のサングラス、水色無地のシャツ、黒無地のレザーベルト、スエードのブラウンビットローファーの革靴、ベージュチェックのスーツ、ブラウン無地のニットタイを合わせた春秋のメンズコーデ・着こなし。

スーツに合わせる靴⑨「スニーカー」

オシャレ好きにはもちろんのこと、リアルなビジネスシーンにも浸透してきたのがスーツ×スニーカーの組み合わせ。各ブランドからはビジネススニーカーやドレススニーカーといった、スーツに合わせても違和感のない上品顔のスニーカーも展開されている。また、カジュアルな仕立てのセットアップスーツにはスニーカーを合わせるのが定石となっており、キレイめカジュアルに着こなすのがイマの主流。ちなみにデザインが派手になればなるほどハズしがきくが、一歩間違えるとオシャレから遠ざかるので、シンプルなデザインを選ぶのがおすすめだ。

オリーブグリーン・クリア無地のサングラス、白無地のTシャツ、白ローカットのスニーカー、ブルー無地のスーツを合わせた春夏のメンズコーデ・着こなし。

スーツに合わせる靴⑩「サンダル」

イタリアの洒落者の中には、スーツスタイルにさらりとサンダルを合わせる猛者の姿も。言うまでもなくビジネスシーンや冠婚葬祭にはご法度だが、スーツスタイルに抜け感やこなれ感をプラスしてお洒落に着こなしたいという場合には有効的だ。もっとも、クラシックなスーツにはマッチしないので、素材感や仕立てがカジュアルなスーツと組み合わせるのがお約束。こちらの男性のように、パンツの裾をラフにロールアップなどすれば、サンダルとの親和性もアップする。