グレーパーカー コーデ特集!メンズ鉄板アイテムの着こなしのコツとスタイリング事例を紹介

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グレーパーカー コーデ特集!メンズ鉄板アイテムの着こなしのコツとスタイリング事例を紹介

黒と白の中間にあるモノトーンとしてどんな色味のアイテムにも馴染みやすいグレーパーカー。トラックパンツとスニーカーとのコンビネーションでアスレジャーにまとめるも良し、ジーンズやカーゴパンツとのペアリングでラフな着こなしに落とし込むにもうってつけだ。今回はそんな「グレーパーカー」にフォーカスし、海外の洒落者による注目の着こなし&おすすめアイテムを紹介!

グレーパーカーの定着はまさかのロッキーが発端?

黒と白の中間色、無限に近い明度の幅を備えたモノトーンとして、様々な色味のアイテムに馴染みやすいグレーのスウェットパーカー。アスレジャースタイルだけでなくスポーツミックスの着こなしにこなれ感を演出するのにも重宝し、コートなどとの重ね着によってミックススタイルを表現するのにも高いポテンシャルを発揮する。もちろんベーシックカラーは他にもあるが、日本に限らず海外でもグレーが断トツ人気とされるのは、1976年に制作され大ヒットした映画『ロッキー』の影響によるものではないかと言われている。

シルヴェスター・スタローンが演じるアマチュアボクサーのロッキーはトレーニングウェアとしてグレーパーカーを着用しており、世界ヘビー級王座に挑む姿は全世界に感動を与え、この映画はアカデミー賞の作品賞、監督賞、編集賞の3部門を受賞。これによりグレーパーカーは象徴的なステータスを獲得し、以来『マラソンマン』を含む他の映画のランニングシーンや、政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』などのテレビシリーズでも取り上げられ、パーカー=グレーのイメージが定着した。ちなみにフェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグは普段から無地のグレーパーカーを愛用しており、2010年公開されたデヴィッド・フィンチャー監督の映画『ソーシャル・ネットワーク』ではザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグが多くのシーンでグレーパーカーを着用している。

ド定番だからこそ気を配りたい!大人がグレーパーカーをおしゃれに着こなすためのコツとは?

大人がグレーパーカーを着こなすためのコツ①「フードに自立性(立体感)のある厚手のものをチョイスし部屋着感や野暮ったさを払拭」

大人がグレーパーカーを着こなすうえで肝心なのは、部屋着っぽさや野暮ったさを助長するようなフードに自立性のない薄手のアイテムを選ばないこと。フードに自立性(立体感)のある厚手のものであれば、カジュアルであっても“よそ行き感”があり街馴染みしやすく、コンビニまでの行き帰りスタイルとの差別化も図れる。そうすれば主役トップスとしての着こなしはもちろん、脇役としてインナー使いしレイヤードする際もフードがヘタって見えることなくバランス良くハマり、狙い通りに持ち前のこなれ感を発揮してくれるだろう。

大人がグレーパーカーを着こなすためのコツ②「モノトーン縛りのアイテム使いでスタイリッシュかつアーバンな着こなしに落とし込み」

ともすると主張が控えめで印象がぼやけがちなグレーパーカーは、黒をベースとしたモノトーンでコーデをまとめるのが王道。アウターやボトムスで黒アイテムをペアリングし全身をモノトーンでまとめれば、グレーパーカーとのコントラストを際立たせながらスタイリングの輪郭もはっきりとしてスタイリッシュかつアーバンな着こなしが完成する。春夏らしい色使いで季節感を打ち出す際は、グレーパーカーを中心にニュートラルカラーやペールトーンでキレイめにまとめるのが得策だ。

大人がグレーパーカーを着こなすためのコツ③「レイヤードを駆使してスタイリングのストリート感を加速」

こなれ感のあるスポーツMIXを表現するテクニックとして、すっかりメンズファッションに定着した感のあるグレーパーカーをインナー使いするレイヤード。モードやストリートではトレンチコートやチェスターコートなどクラシックなオーバーコートとパーカーのレイヤードも定番化し、トレンドを牽引するブランドのコレクションではオーバーサイズの切り口でクリエイティブなレイヤードスタイルが提案されている。とりわけグレーパーカーとベージュトレンチコート、ベージュステンカラーコートとのレイヤードは定番同士の合わせとして鉄板で、イマドキの気分にチューニングしたレイヤードでストリート感を加速させるならこの組み合わせが断然おすすめ。

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