ニット帽のかぶり方とメンズのコーディネート事例を海外ストリートスナップで紹介!

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ニット帽のかぶり方とメンズのコーディネート事例を海外ストリートスナップで紹介!

秋冬のコーディネートに季節感とこなれ感を与えてくれる「ニット帽(ニットキャップ)」。今回は、多岐に分かれるニット帽の種類・名称の紹介から、かぶり方、着こなし事例をまとめて紹介!

ニット帽とは?

ニット帽とはもともと寒い季節に暖かさを提供するように設計されたニット生地で編んだかぶり物。毛糸で編まれた秋冬用から綿や麻を使用した春夏用まで素材の種類も様々で、スタイル的にも多くのバリエーションが存在するが、通常シンプルな先細りの構造になっている。伸縮性の高いニット生地であるためサイズには幅があり、メンズ・レディース関係なくユニセックスとして着用できるアイテムも数多い。日本ではニット帽と同義語としてニットキャップやニットワッチとも呼ばれるが、海外ではビーニー(Beanie)の名称が一般的だ。ちなみにカナダやアメリカ北部では、ニット帽と同義にあたるトゥーク(Touque,Tuque,Toque)の名称が使われている。

ニット帽の種類はこんなにある!

ひと口にニット帽と言っても、実はそのデザインによって名称が異なる。下記は主なニット帽の種類とその特徴をまとめたものだ。

1.カフレスビーニー(シングルニット帽):折り返しのないタイプのニット帽
2.カフ付きビーニー(ダブルニット帽):折り返しのあるニット帽
3.ハイトップビーニー(High Top Beanie):トップが余って立っているニット帽
4.スラウチビーニー(Slouch Beanie):後部に余裕があって垂れたようなデザインのニット帽。デビッド・ベッカム氏が着用し一世を風靡
5.イヤーフラップビーニー(Earflap Beanie):耳当ての付いたニット帽
6.バイザービーニー(Visor Beanie):ツバの付いたニット帽
7.フィッシャーマンビーニー/ショートビーニー(Fisherman Beanie / Short Beanie):トップ付近で浅くかぶる短いニット帽
8.ボブルビーニー(Bobble Beanie):トップにポンポンの付いたニット帽
9.バラクラバ(balaclava):頭から首まですっぽり覆い目や口の部分だけ空いた防寒具。いわゆる“目出し帽”

ニット帽をかぶる際に気をつけるポイントとおしゃれなかぶり方は?

ニット帽のかぶり方①「浅めにかぶって優しい雰囲気に見せたり、深めにかぶってクールに見せたり顔の輪郭を補正して印象をコントロール」

ニット帽は浅くかぶるか、深くかぶるかによって顔まわりの全く印象が異なる。浅くかぶると表情を遮ることなく頭部に収まりニットのマイルドな雰囲気がプラスされるが、深くかぶると額や眉を隠して表情が分かりづらくなるためクールに見えストイックな雰囲気がもたらされる。もちろんニット帽の種類によって若干の印象の違いはあるが、ソフトな雰囲気をプラスするなら浅くかぶり、クールに見せるなら深くかぶるとよい。

ニット帽のかぶり方②「額や髪、耳の見せ方でこなれ感や小顔効果をモノにする」

ニット帽をかぶる上で印象を大きく左右するのが、額や髪、耳の見せ方だ。前髪を出すと若々しくフェミニンな印象となるが、反面あざとく見えたり大人っぽさが損なわれることもあるので、30オーバーの大人は前髪を出さず額を見せてすっきりした印象を狙うのが得策だろう。

ロングヘアーの場合も髪をかき上げてからニット帽をかぶる方がこなれ感がありさりげない。

さらに耳の出し方は浅くかぶるか、深くかぶるに連動するが、昨今は耳が半分くらい隠れるのがバランス良く小顔効果も期待できるとされている。

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