ナイロンコートのメンズコーデ集！最新の着こなし&おすすめアイテムを紹介

レインコートやスプリングコートのスタメンとして活躍し、軽やかな洒落感を打ち出せるナイロンコート。ナイロン素材は質の良い光沢を放つものが多いため、モード系からストリート系まで多くのファッションブランドがテック素材のナイロンコートを打ち出している。今回は「ナイロンコート」にフォーカスし、スタイリングのポイントと参考となる海外のメンズコーデ、人気ブランドのおすすめアイテムを紹介！

アクティブな大人の男を演出！「ナイロンコート」を羽織ればスポーティ&上品な印象を打ち出せる！

天然繊維のコットンよりも軽量で機能性に優れ、アクティブなスポーツやアウトドアのアウターに採用されることが多いナイロン素材。そんな生地を使用して大人の余裕を感じるロング丈に仕上げられた「ナイロンコート」は、大人の品を維持しながら着こなしにスポーツテイストをプラスするのにちょうどいい。ウールやコットンギャバジンのオーバーコートとの差別化を図るにも重宝し、昨今流行りのオーバーサイズならトレンド感のある着こなしやクリエイティブなレイヤードスタイルを表現するにもポテンシャルを発揮する。

ベージュ無地のニットキャップ、無地のメガネ、グリーン無地のMA-1、オレンジグラフィックのシャツジャケット、黒無地のステンカラーコート、黒無地のウインドブレイカー、オレンジグラフィックのセーター、黒無地の冬パンツ(コーデュロイ,ベロア)、グレー無地のソックス、ナイキの黒ローカットのスニーカーを合わせた秋冬のメンズコーデ・着こなし。

ちなみにナイロンとポリエステルは混同されがちだが、ナイロン(nylon)は、主に石油を原料とするポリアミドとよばれる樹脂素材(合成樹脂)から作られた世界で初めての合成繊維で、ポリエステル(polyester)は、主に石油など化学的に合成された原料のみから作られる合成繊維。どちらも同じ合成繊維だが、ナイロンの方が摩擦や摩耗への耐性が強く、伸度が高いと言われている。

ナイロンコートの着こなしポイント①「定番の黒のナイロンコートでメンズコーデをスタイルアップ」

ナイロンコートの定番カラーといえばやはり黒。ナイロンコートと一口に言ってもフードの有無で印象が異なり、そのスタイルも多種多様だが、定番色の黒ならデザインにかかわらずメンズコーデをシャープで都会的な印象に仕上げられる。また黒ナイロンコートはどの色柄のボトムスにも合わせやすいのも魅力のひとつ。下のスナップのように、足元で“ハズし”や“アソビ”を効かせるにもうってつけだ。

黒無地のメガネ、黒無地のフーデッドコート、グレー無地のスラックス、レッドソックスのソックス、グレーローカットのスニーカーを合わせた秋冬のメンズコーデ・着こなし。

ナイロンコートの着こなしポイント②「軽やかさと防寒性を担保するなら“中綿入りナイロンコート”が有力な選択肢に」

厚手の服の重ね着やボリューミーな防寒アウターが主力となる冬コーデは、見た目的にも実際の重量的にも重くなってしまいがち。そんな冬コーデに軽やかさと防寒性を担保するには、中綿入りのナイロンコートが有力な選択肢なるだろう。防寒材をインサートしたアウターといえばダウンジャケットがポピュラーだが、それと比べて中綿入りナイロンコートは着丈が長くエレガントな雰囲気があるため、大人っぽい印象を作りやすい。こちらのスナップで着用されているようなシンプルデザインのステンカラータイプのナイロンコートであれば、スーツやジャケパンの着こなしにもフィットする。

ブラウンべっ甲のサングラス、黒無地のステンカラーコート、レッドストライプのテーラードジャケット、黒無地のタートルネックニット、グレー無地のスラックス、グレー無地のアンクルパンツ、黒無地のソックス、ナイキエアフォース1の白ローカットのスニーカーを合わせた秋冬のメンズコーデ・着こなし。

ナイロンコートの着こなしポイント③「大人のカジュアルコーデに合わせるなら“ウォッシュドナイロン”が狙い目」

高密度で打ち込みが強いナイロン生地を使用したコートは、光沢が強過ぎてカジュアルなコーディネートに合わせるとチグハグ感が出てしまう場合も。ニットにデニムを合わせたようなカジュアルなスタイリングを好む方は、ウォッシュ加工が施されたナイロン生地を使用したコートを選ぶのがおすすめだ。ナイロン生地にウォッシュ加工を施すと、適度なシワ感とソフト感が生まれ、カジュアルなアイテムとの相性が良くなる。