ナイキが誇る伝説の一足「エアマックス1」の3つの特徴と定番モデルを紹介

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ナイキが誇る伝説の一足「エアマックス1」の3つの特徴と定番モデルを紹介

歴史に名を残す名作スニーカーは数あれど、「Air Max1(エアマックス1)」の登場がなければ現在のスニーカーの在り方は大きく違っていただろう。のちのハイテクスニーカーブームやダッドスニーカーも、ビジブルエアをはじめとする革新テクノロジーがすべてのきっかけと言っても大げさではない。今回はナイキの「エアマックス1」にフォーカスし、注目のディティールや現在購入可能な定番モデルを紹介!

現在も根強い人気を誇る伝説のスニーカー「Air Max1(エアマックス1)」

エアマックス1はそのモデル名のとおり、現在まで続くエアマックスシリーズの最初のモデルだ。ナイキのシューズといえばソール内部に”空気(エア)”を注入する技術が有名だが、初めて使われたのは1970年代後半のこと。エアクッショニングシステムと命名されたこの技術は航空宇宙エンジニアのフランク・ルディによる独創的なアイディアで、1978年のナイキ製ランニングシューズ「エア テイルウィンド」に搭載されたのである。前例のない構造ではあったものの、カカトに重心が乗った際にエアバッグの圧の逃げ場がないといった問題点もあり、大成功と呼べるほどの結果には至らなかった。

およそ十年の時を経た1987年、エアマックス1の登場によってエアクッショニングシステムはその真価を発揮することとなる。エアマックス1が成功を収めた最大の要因は、ソール内部のエアを”外から見える”デザインにしたこと。手がけたのは天才デザイナーのティンカー・ハットフィールド(TINKER HATFIELD)氏で、パリにあるポンピドゥーセンターの建築デザインからヒントを得て、ミッドソールにウインドウを設けるデザインを思いついた。ビジブルエアと名づけられたこのデザインによってエアバッグの圧が適度に逃されることになり、それまでの問題点を解決。視覚的にもこれまでのスニーカーにはない斬新なデザインであったことから、スニーカー市場で大成功を収めた。このエアマックス1が発売された3月26日は「エアマックスデー」とされ、毎年特別モデルが商品化されている。

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エアマックス1の登場から後継モデルが続々登場!デザインチェンジやオリジナルの復刻で元祖モデルは現在も愛され続ける

エアマックスシリーズは後継モデルが続々とリリースされ、1995年に登場した「エアマックス95」によって世界的なハイテクスニーカーブームへと発展。現在も定期的に新モデルがリリースされているが、エアマックス1自体も時代の移り変わりとともに復刻を繰り返している。デザインチェンジを経たエアマックス1も度々リリースされており、2008年には高密度強化ナイロンを施した「エアマキシム1」が、2013年にはエンジニアードメッシュの「エアマックス1 EM」と独特のテープデザインの「エアマックス1 テープ」が登場。2019年7月には、ティンカー・ハットフィールドによる初代エアマックス1のスケッチを手書き風デザインで表現した「エアマックス1 スケッチ トゥー シェルフ」が発売されるなど、誕生から30年以上が経つ今なお話題が尽きることはない。

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