ジャケット ブランド特集 【本場イタリアブランド27選】

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ジャケット ブランド特集 【本場イタリアブランド27選】

15万円以上の価格帯のイタリアジャケットを紹介!

Belvest(ベルヴェスト)「マシンメイドの最高峰」

1964年にパドヴァにてアルド・ニコレット氏がスタートしたクラシコイタリア協会所属の由緒正しきファクトリーブランド。現在はアルド氏の娘であるマリア・テレーザ・ニコレット氏が二代目を務めている。マシンメイドをベースに、袖付けや胸の芯据えなど着心地を左右する重要な工程については職人による手仕事を採用。クラシコイタリアの良さを踏襲しつつも、トレンド感溢れる艶やかで色気のあるスーツ作りが他のクラシコイタリアブランドとの違いとして認識されている。エルメスのウェアを供給していたことでも有名だが、あえてダブルタグを用いないという姿勢も魅力的。素材の選択にも独自の哲学を持ちタスマニアンウールをスーツ素材に採用したメーカーとしても有名だ。

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ISAIA(イザイア)「アイコニックデザインと上質な仕立てが人気」

1957年にナポリにてイザイア3兄弟が創業したクラシコイタリアにも加盟するラグジュアリースーツブランドの一角を占めるブランド。もともとパリのオートクチュール(オーダーメイド)の下請けをしていたファクトリーであったという歴史もあり、その仕立ては芸術とさえ評されている。PRADAやVALENTINOのプレタポルテ(既製品)スーツも手掛けていたことでも有名だ。赤いサンゴ礁はアイコニックデザインであり、コレクションの随所のディテールにこのデザインが施されている。

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ERMENEGILDO ZEGNA(エルメネジルド・ゼニア)「世界最高峰の生地を生産するブランド」

スーツといえばゼニアと言われるほど、世界に名を轟かせているブランド。1910年、イタリアのトリヴェロに毛織物工場を設立したことがはじまり。「世界で最も美しいファブリックを作る」というコンセプトのもと、現在に至るまで原産国のオーストラリアやニュージーランドから最高級の天然繊維の買い付けを行い、自社工場で生地から既製品まで全て生産し続けている。ライセンスブランドを展開しながらも、ブランドイメージを崩さないマーケティングは秀逸。あのトムフォードのスーツ生地も、ゼニアが手がけていることで知られている。

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Sartorio(サルトリオ)「全体の美しさを重視した仕上がりに注目!」

キートングループの傘下で生産されているテーラーブランドが「Sartorio(サルトリオ)」だ。ヴィンテージ調の生地をベースに、現代的なエッセンスを取り入れることでモダンでラグジュアリーな雰囲気を演出している。男らしさを引き出すようなクラシックなシルエットは、イタリアブランドの丸みのあるシルエットとは一味違う仕上がり。ディテールではなく全体での美しさを演出するサルトリオならではのこだわりによって、マシンメイドながらも20万円前後の同価格帯ジャケットブランドに引き目を取らない人気を集めている。

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Stile Latino(スティレ・ラティーノ)「極上のラテンスタイルを提案」

2004年にナポリのATTOLINI家の長男ヴィンチェンツォ・アットリーニが立ち上げたブランド。高品質素材を採用し、ナポリの熟練職人の手仕事による縫製で知られている。コンセプトはブランド名である「STILE LATINO」の通りラテンスタイル。スーツの系統はラテン・ゲルマン・アメリカの3つに分かれるとされるが、同ブランドが目指すのはラテンの系統。高級生地にあえてウォッシュ加工を施すといったチャレンジの姿勢が、世界から注目を集めている。

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最高級のイタリアジャケットブランドを紹介!

Cesare Attolini(チェザーレ アットリーニ)「世界で最も人気の高いサルトリアブランドのひとつ」

チェザーレ・アットリーニ氏がナポリにて創業した世界的に知られるとともに、世界でももっとも人気の高いサルトリアブランドのひとつ。スーツ、ジャケット、シャツをトータルで展開。ちなみにチェザーレ氏の父はナポリのサルトリアの伝説とも称されるヴィンツェンツォ・アットリーニ氏。父親から継承したカッティングテクニックとナポリスーツの伝統的なディテールにこだわりつつ、時代感を反映させたスタイルを世界に発信している。

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Brioni(ブリオーニ)「イタリアジャケットの起源」

1945年にイタリアのローマで「アトリエブリオーニ」としてスタートした世界的紳士服のブランド。最高級の素材を使い、職人のハンドワークにこだわったもので、イタリアのエレガンスを追求している。英国式の重厚な素材を使用した重いスーツに対抗するように、当時としては革新的だった軽くてソフトな生地を使った軽やかなスーツスタイルを発表し大好評を博した。この軽くてソフトなスーツは現在のイタリアスーツやジャケットの起源となっている。

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Kiton(キートン)「”着るのではなく羽織る”極上のイタリアジャケット」

1969年にCiro Paone氏がナポリにてスタートさせたクラシコイタリアを代表するブランド。最高級素材と伝統的縫製技術を融合させたスーツやジャケットが有名で、「世界で最も美しい服」を標榜している。ジャケットは、1着に対して150工程と150名の職人を要し、およそ20時間かけて完成させるというこだわり。ナポリの伝統的な技術ベースでしか成し得ない美しいドレープと柔らかさから、キートンのジャケットは「着るのではなく羽織る」と表現される。

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