トッド スナイダー NYの寵児が男達を魅了する秘密とは?

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トッド スナイダー NYの寵児が男達を魅了する秘密とは?

アメリカンクラシックをベースに、ブリティッシュテーラードを融合したモダンなジェントルマンクロージングを展開するニューヨークを代表するブランド「トッド スナイダー」。世界中のジェントルマンから絶大な支持を受けるトッドスナイダーにフォーカスしてトッド スナイダーの魅力や、おすすめアイテムを紹介!

トッド スナイダーとは?

2011年にアメリカ・ニューヨークにてトッド スナイダー氏によって設立されて以来、アメリカのクラシックなスタイルをベースにブリティッシュテーラードをミックスし、モダンなジェントルマン・クロージングを提案するメンズファッションブランドだ。

2011年、秋冬のニューヨークコレクションで華々しくデビューしたトッド スナイダー。ブランド創設直後から、世界中のメンズファッション誌で”話題のブランド”として取り上げられ、2016年春夏は熊谷隆志氏をスタイリストに迎えるなど、東京でコレクションを開催するなど、ここ日本でも熱いまなざしを受けるブランドだ。

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アメリカ・アイオワ州にて、エンジニアである父とアーティストの母のもと育ったトッド スナイダー氏。大学時代はテキスタイル、ファッションデザインを学び、GAP、ラルフ ローレン、J.クルーと渡り歩いてきた彼の経歴を聞くだけでも、このブランドが作り出す世界観を感じることができそうだ。
また、ファッション業界といえば「イタリアで代々続くテーラーの◯代目で幼少の頃から針と糸を持って..」「生まれも育ちもパリで若い頃からモードを嗜み..」というような人材も多い。確かにそのようなブランドならではの魅力もあるが、決して都会とはいえずファッション業界とは程遠いアメリカのアイオワ州で育ちながらも自らの強い意志で道を切り拓いてきたトッド スナイダー氏のような男の作る服もまた違った輝きを放つのではなかろうか。続いては具体的にトッド スナイダーの魅力について紹介していきたいと思う。

トッド スナイダーの魅力「J.クルーを再生させた凄腕デザイナーが創業したブランド」

日本からブランド事業を撤退し、窮地の状況にあったJ.クルーに再び息吹を与え、アメリカ全土、さらに日本でも改めて注目されるに至ったのは、当時メンズヘッドデザイナーに就任したトッド・スナイダーによる功績が大きい。

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ご存知の方も多いかもしれないが、バーカウンターのような店内にJ.クルーの商品と有名ブランドとのコラボ商品を上手くミックスして陳列し、大成功を収めたJ.クルーのコンセプトショップ「リカーショップ」は彼による仕掛けだ。またJ.クルーでは今や当たり前になっているがタイメックスやレッドウィングとのコラボレーションは、アメリカンクラシックに傾倒するトッドスナイダー氏の尽力によって実現した企画。
<NY リカーショップ店内>

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前述のように、ラルフ ローレン、GAPにおけるメンズディレクターを経験しているだけではなく、J.クルーでは最終的に上級副社長までのぼりつめた、いわば業界の立役者が牽引するブランドこそがトッド スナイダーなのである。

トッド スナイダーの魅力 「アメトラ×英国テーラードのミックスセンス」

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ブランドのコレクションの根幹となっているのはブリティッシュテーラリングとアメリカンクラシック。幼少期にラルフ ローレンに憧れたトッド スナイダー氏。大学時代はヴィンテージウェアに傾倒しながらも、テーラーでパターンを引いたり、ソーイングをしたりと、服作りについて学ぶ。そんな彼が作り出す服は、世界中のスタイルをミックスし独自のファッションカルチャーを生み出してきた日本でも大いに受け入れられている。アイテムリリース自体もメンズウェアの4大要素である「テーラード」「ワーク」「ミリタリー」「スポーツ」がバランス良く展開されているのが特徴だ。

トッドスナイダーの魅力「定番ブランドへのリスペクト&コラボレーション」

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「自分たちが越えられない本物があるなら、そのブランドと共作しよう」というのがトッド スナイダー氏の基本姿勢だ。毎シーズン、彼が敬愛してやまないブランドとのコラボアイテムが充実しているのが大きな魅力。そうそうたる顔ぶれのブランドとのコラボレーションを次々に実現させている。そして他のコラボレーションでは考えられないほどに、デザインやディテール変更の要望が認められるのは、トッド スナイダーのもつブランド力の高さと同時に、トッド氏の相手ブランドへの心からのリスペクト、そしてJ.クルー時代に地道に積み重ねてきた実績や人脈の賜物に他ならないだろう。

【動画】マッキントッシュについて語るトッドスナイダー氏
ゴム引きコートでよく知られる老舗ブランド「マッキントッシュ」へのリスペクトが伝わってくるショートインタビュー。トッド氏にこんな風に語られて、コラボレーションを断るブランドはなかなか無いのではなかろうか。

トッド スナイダーが協業するブランド、アイテムは挙げればキリがないが、その中からほんの一部をピックアップして紹介!

トッド スナイダー×タイメックスのウォッチ

トッド スナイダーのタイメックス好きは有名。タイメックスの人気モデル「ウィークエンダー」をベースに、トッドが好きな1940~50 年代のミリタリーウォッチの特徴であるブラックフェイスを採用、ケースには真鍮を用い、重厚感をプラス。また、12 時の位置にトッド スナイダーのロゴマークを配置するためタイメックスのロゴを下に移動。 これは通常のコラボレーションでは前例のない、長年に渡る両者の信頼関係を象徴するディテールだ。

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トッド スナイダー × チャンピオン クラシック ポケットクルー スウェットシャツ

チェストポケットが特徴のシンプルなスウェット。カナダ製の上質なスウェット生地を使用しているので、肌触りが良く上品な仕上がり。袖のロゴやネームタグは、旧チャンピオン仕様となっており、シンプルな中にもトッド スナイダーらしいこだわりが感じられる一着に仕上がっている。

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トッド スナイダー×チャンピオン レタードスウェットシャツ

アメリカンクレッシックに幼少期より馴染んできたトッド スナイダーにとって、チャンピオンとのエクスクルーシブラインは毎シーズン楽しみのひとつ。ヴィンテージ感漂う生地やディテール、モダンフィットの逸品がラインナップ。

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トッド スナイダー×コールハーンのスエードシューズ

ニューヨークを代表するドレスジュースをリリースするブランド「コールハーン」ともコラボシリーズをリリース。ネイビースエードにストレードチップを組み合わせたところなど、ほのかにドレス感が漂いながらも現代的なヌケ感を醸し出す絶妙なセンスがトッドスナイダーの真骨頂だ。

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トッド スナイダー × グローブ・トロッター 「トロリー」

英国クラシックを象徴するブランド「グローブ・トロッター」とコラボレーションした「トロリー」。クラシックなバルカンファイバー素材のグレーボディに、コーナーは黒レザーを施すなど、伝統と都会的なスタイリッシュさが両立したデザイン。インナーにはトッド・オリジナルのNYマップ柄のファブリックを用い、ウェビングストラップはトッド愛用の腕時計に付けているミリタリーベルトと同配色。ディティールにいたるまでオリジナルを知り尽くしたからこそなし得るアレンジが魅力だ。

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トッド スナイダーの魅力 「TODD JAPAN LINE」

トッド スナイダーは、着実に日本における商品展開を増やし、軸足をかためる目的も兼ねて「メイド・イン・ジャパン」企画を展開中。

くくりで言えばライセンス商品に該当するものの、トッドスナイダー氏自身が日本の生地産地や縫製メーカーに詳しいこともあり、いわゆる商社や日本メーカーに丸投げで名前貸しするようなライセンス品とは一線を画すラインナップだ。インラインでは12万円ほどのジャケットも10万円を切る価格帯で入手可能なことに加え、トッドスナイダー氏のお眼鏡にかなったという説得力で売れ行き好調のようだ。

トッド スナイダーのピーコート TODD JAPAN LINE

日本好きでもあるトッド・スナイダー氏がメイド・イン・ジャパンにこだわった「JAPAN MADEコレクション」。その中から肉厚なヘビーメルトンを使ったピーコートをご紹介。6つボタンのダブルブレストで、大きなフラップ付きのサイドポケットを装備。クラシカルな装いながら、モダンに仕上がった逸品。

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トッドスナイダー テーラードジャケット ヴィンテージホップサック TODD JAPAN LINE

英国FOX BROTHERSのホップサック生地を使用したテーラードジャケットは、トラッドなジャケパンスタイルに汎用的にコーディネートできる頼れるアイテムだ。

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トッドスナイダートロピカルウールジャケット TODD JAPAN MADE 

同じく「JAPAN MADEコレクション」のシリーズから、イギリスのテキスタイルメーカー、FOX社のライトトロピカルウールを生地に使ったジャケット。ドライな肌触り、軽やかな仕立てでオールシーズン活用できそう。内側にはカーキのパイピングが施され”トッドスナイダーらしい”仕様も。

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トッド スナイダーのギンガムチェックボタンダウンシャツ JAPAN MADE コレクション

日本にあるガーメント・ファクトリーに詳しいトッド・スナイダー氏が、自ら監修。ベーシックなボタンダウン仕様のギンガムチェックシャツ。襟の後ろにボタン、背面にはセンタープリーツとハンガーループを備え、しっかりとアメトラのベーシックディテールを備えてる。カラーはネイビーとグレーの2色展開。

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トッドスナイダーの実力は伊達じゃない「メジャーデザイナーズアワードを総ナメ!?」

我々消費者からの支持のみならず、トッド スナイダーは、デビュー直後から世界一のインターナショナル・ラグジュアリーメンズファッション誌「GQ」が選ぶベスト・ニュー・デザイナーに。さらに、FGIライジングスター賞の受賞やCFDA スワロフスキー賞やCFDAヴォーグファッションファンド賞など数々の賞のファイナリストにノミネートしされるという偉業を成し遂げている。業界からも、我々消費者からも一目も二目も置かれるトッド スナイダーの動向から今後も目が離せない!

トッドスナイダーの世界観を味わうなら、東京・渋谷の「トッドスナイダー タウンハウス」へ!※現在閉店中

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2014年、東京・渋谷にオープンした「トッド スナイダー タウンハウス」。トッドスナイダーの世界観が凝縮された3フロア構成。1階はトッドスナイダーのメインコレクション、2階はトッド スナイダーのテーラードラインから老舗ブランドのハットなどを展開。さらに地下には世界中から集められた「大人のリラックスウエア」をセレクトしたショップDice&Diceがサタデーズやバテンウェア、ホワイトマウンテニアリングなどジャンルの枠組みにとらわれないアイテムを展開中。都内在住者のみならず、高感度な男性にぜひ足を踏み入れて頂きたいショップだ。

住所:東京都渋谷区神宮前6-18-14  (B1~2F)
営業時間:11:00-20:00

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